- 終了済
- オンライン(ZOOM)
『わかりやすい和文・英文技術文書作成のための表記法』
- 日時
- 2025年3月15日(土)10時~12時
- セミナー料金
-
- 1回 9,000円(税込)
- お申し込み締め切り
- 2025年3月13日(木) 正午
第1部 仲田 尚央(なかた なおひろ)
10時00分~10時50分
日本語の表記法
- 句点と読点の使い方
-
読点の役割
- 係り受けを明確にする
- 並列関係を明確にする
- 理由・条件・目的などを明確にする
- 節の区切りを明確にする
- 接続関係を強調する
- 送りがな
- 外来語(カタカナ)
- 長音
- 複合語
- 単位
- 算用数字と漢数字
- 記号
- 体言止めと用言止め
- 略語
第2部 中山 裕木子(なかやま ゆきこ)
10時55分~11時45分
英語の句読点
- コンマとピリオドの基本
- 使えると便利なコロンとセミコロン
- 補足説明を導入するコンマと丸括弧
- アポストロフィー s
- 三点リーダーとetc.
- e.g.やi.e.の用途
- 長いダッシュと短いダッシュ
- ハイフンの基本
- 数字の決まりごと
- 記号・略語
第1部・第2部の質疑応答 仲田・中山
11時45分~12時00分
担当講師仲田 尚央
(なかた なおひろ)
テクニカルライター、UXライター。主にソフトウェアのUIテキストやドキュメント(マニュアル、リリースノートやテクニカルドキュメントなど)を書くことを専門とする。また、それらのローカライズにも携わる。
サイボウズでテクニカルライター、ローカライズ部門のマネージャーを務めたのち、SmartHRでUXライターとして活動する。本業の傍らで、企業や学生向けにテクニカルライティングのセミナーを実施。Developers Summit 2023 アワード受賞。都立産業技術高等専門学校 非常勤講師。
著書に『ヘルプサイトの作り方』(技術評論社)、『エンジニアが一生困らない ドキュメント作成の基本』(ソシム)がある。

講師メッセージ
日本語は、漢字・ひらがな・カタカナの使い分け、送りがなの付け方、句点や読点といった記号の使い方などが、人によって、あるいは使われる場所によって、自由度の高い表記がされてきました。その一方で、技術文書では、正確に、効率的に情報を読み手に伝えることが求められます。そのような要求に対して、それでは、どのように日本語を書けば良いのかと改めて迷う方は多いのではないでしょうか。このセミナーでは、「情報を正確に効率良く伝える」という目的に対して用語・表記・助詞をどのように使っていくかについてお話しします。また、それらの判断の拠り所となるガイドラインも紹介していきます。
担当講師中山 裕木子
(なかやま ゆきこ)
英文テクニカルライター/技術翻訳者・特許翻訳者
一般社団法人 日本テクニカルイングリッシュ協会(TEAJ)代表理事
株式会社ユー・イングリッシュ 代表取締役
同志社大学理工学部、神戸大学農学部他 講師 技術英語・英語論文の授業を担当
2001年、旧工業英検1級にて文部大臣奨励賞受賞。
2003年から2022年まで日本工業英語協会(後の日本技術英語協会)の専任講師及び理事を務めた。多くの企業や大学で技術英語の指導にあたる。現在は株式会社ユー・イングリッシュの代表取締役として論文校閲と特許翻訳、技術翻訳サービスを提供、TEAJの代表理事として、技術英語の啓蒙活動を行っている。

講師メッセージ
句読点や数の表記法を理解しておくと英文を作成する際の迷いが減ります。普段なにげなく使っている英文のコンマやピリオドの役割を今一度確認し、わかりやすい英文を書くためのポイントを確認することから開始しましょう。コロンやセミコロンの使い方、ダッシュやハイフン、略語の表記といった一連の項目を一度に学んでいただける効率的なセミナーです。さらには、e.g.のおすすめの使い方やUSD(通貨)と数値の間のスペースの有無といった細部の疑問にも、複数のスタイルガイドをもとにお応えいたします。
- オンライン(Zoomのウェビナー)で行います。カメラOFF、音声は基本的にミュートでご受講いただきます。
視聴期間1ヶ月のアーカイブ録画をご提供いたします。